リクルーティング
求人票の項目別注目すべきポイント

求人票の見方・ポイント
~求人票の項目別に意識すべきポイント その1~

求人情報サイトなどで入手可能な求人は、ある程度簡略化されているもので、募集企業側の意図を100%表現したものではありません。そのため、自分の希望や条件に合った企業をみつけて、更に応募書類や面接で適切なアピールをするためには、求人広告の行間に隠された意図を正しく読む技術が必要となってきます。(行間を読むなんて、難しい…)求人情報を信じすぎないこと、期待しすぎないことが大事です。自分で期待値を調整する事が必要です。が、求人情報の項目別に特に応募条件や待遇の表記について、意識すべき注意点を紹介します。

求人票の見方

募集職種

職種名は、業界や企業によってことなったりします。例えば、雑誌の「編集」職をエディター、クリエイティブディレクター(言い方はカッコいいですが、文字にすると長いです。)などと言い換えたりします。

また、管理職の場合、人事の仕事を総務が掛け持ちしたり、知的財産の仕事を法務が掛け持ちするなど、職種間の境界があいまいな企業む少なくありません。例えば人事を志望している場合、職種名だけみて、「人事では無い」とすぐに判断せずに、「人事に近い仕事ができる職種ではないか?」「職種名が違うだけで実質的な業務は人事ではないか?」と、自分の希望に近い仕事である可能性を考えてみることが必要です。

職務内容

職務内容が詳細に書かれている場あいは、採用を検討している人員がわずかで、入社後に担当する業務内容がすでに決定している場合が多いです。企業側が求めている人柄、能力等のスペックも限定されているので、未経験者には難しい案件かもしれません。応募時には、職務内容に沿った能力をアピールするのが採用への近道といえるでしょう。

職務内容が大まかにしか記述されていない場合には比較的募集人数が多く、応募者の能力や経験値で希望が通ることも多いでしょう。未経験者にとっても可能性がある案件といえます。

募集年齢

「20~30歳」と書かれている場合、30代前半くらいまでは十分に応募が可能とおもわれます。プラスマイナス2~3歳くらいの差は、応募者の能力や人柄にもよりますが、問題にはなりません。プラスマイナス5~10歳くらいの差になってくると、かなりのアピール材料がなければ、採用に至るのは難しそうです。