タイプ1:やる気を見せるための質問
タイプ2:自分の長所をアピールするための質問
タイプ3:聞きづらい労働条件をうまく聞き出す質問
今回はタイプ別の逆質問の最後タイプ3「聞きづらい労働条件をうまく聞き出す質問」です。
タイプ3 聞きづらい労働条件をうまく聞き出す質問 |
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1 | 「前職では週に○時間ほど残業をこなしていましたが、御社では平均でどれくらいですか?」 |
2 | 「業務の繁忙期はいつですか?」 |
3 | 「休日は部署ごとにちがうのですか?」 |
4 | 「年末年始、お盆の休みは、どのような勤務になっていますか?」 |
5 | 「本社は○○ですが、勤務地は×Xを希望できますか?」 |
6 | 「本社は○○ですが、転勤はどれくらいのサイクルであるのでしょうか?」 |
7 | 「御社では、私ぐらいの年齢の場合の平均年収はどれくらいですか?」 |
必要なことですが聞きにくい事ですね。
ですので、採用が決まる前に深堀することは危ないので、遠回しな表現で核心をつくことが大事です。
労働条件は大切な確認事項ですが、採用がきまっていない段階で色々聞くことは人事担当の心証を悪くします。
中でも、残業や休日などを質問すると、「仕事をやりたくない」というマイナスの印象として受け取られる恐れがあります。
「前職ではおよそ○時間残業していました」「月に○回ほど休日出勤をしていました。」など、今まできちんとこなしてきたことを伝えた上で、質問するといいと思います。
また、ストレートに「残業はどれくらいですか?」と尋ねるのではなく、業務の繁忙期を聞くことで、残業状況を推測することができます。
給与に関する質問も聞き方に注意が必要です。あまり細かく給与のことを聞くと、採用側は業務内容よりもお金に関心がある」ととらえてしまいます。具体的な金額を確認するのではなく、同年代の社員のモデルケースや昇給システムについて聞いた方がいいですね。どうしても確認しておきたい場合は、求人票の切り抜きやWebサイトを印刷して、面接時に持参し、「条件はこちらで間違いないでしょうか?」と質問してみてください。
逆質問のポイントは
面接官やその場の雰囲気によって聞く質問を変える
質問は何個か準備しておく
はい、や、いいえで済む質問はしない
きわどい質問は避ける
ことです。
面接官も人ですから、言葉の言い回し方や、質問の仕方で印象が大きく変わることもあります。
言葉の言い回し方、質問の仕方に気をつけることが一番のコツであるといえますね。
言葉は生き物です。活かすも殺すも言葉の使い方が重要です。思った事をすぐに口に出すのではなく、間をおいて、言葉を選びましょう。